◇SH1481◇帝国データバンク、上場企業の監査法人異動調査結果(2017年1月〜9月)を公表(2017/11/07)

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帝国データバンク、上場企業の監査法人異動調査結果(2017年1月〜9月)を公表

−−106社が異動を公表、前年同期比で25社減−−

 

 帝国データバンクは10月30日、上場企業の監査法人異動調査結果(2017年1月〜9月)を公表した。これは、同期間に会計監査人(監査法人)の異動に関する適時開示を行った国内上場企業について、就任・退任する監査法人の名称、異動理由等について調査したもので、今回が4回目となる。

 調査結果によると、今年1月〜9月に会計監査人(監査法人)の異動に関する適時開示を行った上場企業は106社であった(前年同期比で25社減、19.1%減)。

 過去の調査結果から推移をみると(いずれも年間の社数)、2015年は85社、2016年は147社となっていた(2016年は、監査法人の合併による24件の異動があった)。

 市場別では東証JASDAQが39社(異動のあった106社に対して36.8%)、東証1部が37社(同34.9%)、東証2部が20社(同18.9%)などとなった。

 これを各市場の異動率(異動が判明した社数÷上場企業数)でみると、東証JASDAQが5.5%、東証2部が3.8%、東証マザーズが3.3%などとなっている。

 就任した社数がもっとも多かったのは、「仰星監査法人」と「有限責任監査法人トーマツ」がともに12社であった。退社した社数が多かったのは、「新日本有限責任監査法人」が33社、「有限責任監査法人トーマツ」が18社などとなっている。

 異動理由については、「契約の任期満了」が93社(異動のあった106社に対して87.7%)ともっとも多く、次いで「監査法人をグループ会社と統一」が7社(同6.6%)などとなっている。

 

  1. ○ 帝国データバンク、上場企業の監査法人異動調査(2017年1月〜9月)(10月30日)
    http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p171008.html
     
  2. ○ 過去の調査結果
    2016年1月〜9月(2016年10月11日公表)
    http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p161002.html
  3.   2015年1月〜12月(2016年3月8日公表)
    http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p160303.html
  4.   2015年1月〜7月(2015年8月10日公表)
    http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p150804.html

 

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