◇SH1498◇法務省民事局、債権法改正についてHPを更新(2017/11/15)

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法務省民事局、債権法改正についてHPを更新

−−「主な改正事項」等の説明資料等を掲載−−

 

 法務省民事局は11月2日、民法の一部を改正する法律(債権法改正)について、HPを更新した。

 改正法については、5月26日に成立し、6月2に公布されているところである(平成29年法律第44号)。改正法の施行日は、今後、政令で定められることになるが、法務省においては、2020年の施行を目指して準備を進めており、改正法の内容について周知を図るため、HPも随時更新していくとしている。

 今回HPに掲載された資料の一覧と、このうちの「説明資料」の項目は、次のとおりである。

  1. ◯ 新旧対照条文
    http://www.moj.go.jp/content/001239594.pdf
  2. ◯ 改正の概要
    http://www.moj.go.jp/content/001239595.pdf
  3. ◯ Q&A
    http://www.moj.go.jp/content/001239596.pdf
  4.    Q1 どうして、民法(債権関係)の一部改正が行われたのですか?
  5.    Q2 社会・経済の変化への対応を図るために、どのような改正がされましたか?
  6.    Q3 民法を国民一般に分かりやすいものとするために、どのような改正がされましたか?
  7.    Q4 民法(債権関係)の一部改正はいつ施行されるのですか?
     
  8. ◯ 説明資料
  9.  •  主な改正事項
    http://www.moj.go.jp/content/001239836.pdf
  10.    1.消滅時効に関する見直し
  11.    2.法定利率に関する見直し
  12.    3.保証に関する見直し
  13.    4.債権譲渡に関する見直し
  14.    5.約款(定型約款)に関する規定の新設
  15.    6.意思能力制度の明文化
  16.    7.意思表示に関する見直し
  17.    8.代理に関する見直し
  18.    9.債務不履行による損害賠償の帰責事由の明確化
  19.    10.契約解除の要件に関する見直し
  20.    11.売主の瑕疵担保責任に関する見直し
  21.    12.原始的不能の場合の損害賠償規定の新設
  22.    13.債務者の責任財産の保全のための制度
  23.    14.連帯債務に関する見直し
  24.    15.相殺禁止に関する見直し
  25.    16.弁済に関する見直し(第三者弁済)
  26.    17.契約に関する基本原則の明記
  27.    18.契約の成立に関する見直し
  28.    19.危険負担に関する見直し
  29.    20.消費貸借の成立要件の見直し
  30.    21.賃貸借に関する見直し
  31.    22.請負に関する見直し
     
  32.  •  重要な実質改正事項
    http://www.moj.go.jp/content/001239599.pdf
  33.    1.消滅時効に関する見直し
  34.    2.法定利率に関する見直し
  35.    3.保証に関する見直し
  36.    4.債権譲渡に関する見直し
  37.    5.約款(定型約款)に関する規定の新設
  38. ※ 本資料は、上掲「主な改正事項」からの抜粋である

 

  1. 法務省、民法の一部を改正する法律(債権法改正)について(10月2日)
    http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_001070000.html
     
  2. 参考
    SH1196 参院本会議、民法(債権法)改正法案および同法整備法案を賛成多数で可決・成立 大櫛健一(2017/05/31)
    https://www.shojihomu-portal.jp/article?articleId=3719655

 

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