新領域 SH5607 総務省、オンラインカジノに係るアクセス抑止の在り方に関する検討会が中間論点整理を公表 中崎尚(2025/10/23)
総務省は、2025年4月より、オンラインカジノに係るアクセス抑止の在り方に関する検討会(以下「検討会」という。)をスタートし、①オンラインカジノの現状認識、②ブロッキング以外のアクセス抑止の在り方(フィルタリング、アクセス警告方式、その他)、③ブロッキングに関する法的、技術的課題の検討(基本的考え方、実施の根拠、制度面の課題、実施面の課題等)を進めてきた。同年7月11日、議論の結果を踏まえてとりまとめた中間論点整理(案)が公表され、約1ヶ月間の意見募集期間が設けられた。同年9月24日、当該意見募集の結果と、この結果を踏まえて完成した中間論点整理(以下「論点整理」という。)が公表された[1]。本稿では、論点整理の内容を概観する。