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企業紛争・民事手続

取引法務

SH5395 最三小決 令和6年10月23日 仮差押命令認可決定に対する保全抗告審の取消決定に対する許可抗告事件(林道晴裁判長)

最三小決 令和6年10月23日 仮差押命令認可決定に対する 保全抗告審の取消決定に対する許可抗告事件(林道晴裁判長) 【判示事項】 文化功労者年金法に基づく年金の支給を受ける権利に対する強制執行の可否 【判決要旨】 文化功労者年金法に基づく...
企業紛争・民事手続

SH5386 シンガポール:海上事故に起因する不法行為請求に仲裁合意の効力が及ぶとしたシンガポール最上級審判決 梶原啓(2025/04/04)

本判決の事案は、船主かつ運送人のCOSCO Shipping Specialized Carriers Co Ltd(以下「COSCO」という)の船が、貨物の海上運送中に積地近くの橋に衝突したことに端を発する。その橋を所有していたのは、荷送人でもあるPT OKI Pulp & Paper Mills(以下「OKI」という)であった。OKIとCOSCOとの間の運送契約を規律するのは9つの船荷証券であった。船荷証券の仲裁条項は「any dispute arising out of or in connection with this Contract(本契約から生じる、又は、本契約に関連する全ての紛争)」を対象とするものであった。これが本件で問題となった仲裁合意である。
企業紛争・民事手続

SH4948 シンガポール・インド:インド建設プロジェクト紛争に関するシンガポール国際商事裁判所判決――仲裁合意偽造等の主張を排斥 梶原啓(2024/05/27)

シンガポール国際商事裁判所(SICC)の2024年1月31日付け判決[1](以下「本判決」という)の事案は、シンガポールの仲裁で敗訴したインド企業によって提起された仲裁判断取消訴訟である。
企業紛争・民事手続

SH4905 中国:中国の土壌汚染問題(下)――土壌汚染問題をめぐる巨額賠償請求訴訟 德地屋圭治/洪厚鑫(2024/04/25)

本稿では、この話題となっている訴訟の概要を紹介した上で、中国法上、土壌汚染防止について企業に対してどのような責任が課されているか、日系企業としてどのような点に注意すべきかを説明する
企業紛争・民事手続

SH4903 中国:中国の土壌汚染問題(上)――土壌汚染問題をめぐる巨額賠償請求訴訟 德地屋圭治/洪厚鑫(2024/04/24)

本稿では、この話題となっている訴訟の概要を紹介した上で、中国法上、土壌汚染防止について企業に対してどのような責任が課されているか、日系企業としてどのような点に注意すべきかを説明する
企業紛争・民事手続

SH4661 調停に関するシンガポール条約の締結/条約実施法の制定 矢野雅裕/土門駿介(2023/10/20)

2023年10月1日、日本は、調停に関するシンガポール条約(以下「本条約」という。)の締結に向けた手続を行った。本条約の規定にしたがい、日本について本条約の効力が生じるのは2024年4月1日となっている。この点に関連して、本条約の締結に先立ち、今国会(第211回)において、本条約の締結に向けた国会承認が行われたほか、新法である本条約の実施法(以下「条約実施法」という。)の制定が、仲裁法の改正や国内調停に関するADR法の改正とあわせて行われた。
取引法務

SH4651 最三小決 令和5年3月29日 債権差押命令に対する執行抗告棄却決定に対する許可抗告事件(今崎幸彦裁判長)

最三小決 令和5年3月29日 債権差押命令に対する執行抗告棄却決定に対する許可抗告事件(今崎幸彦裁判長) 【判示事項】 第三債務者が差押命令の送達を受ける前に債務者との間で差押えに係る金銭債権の支払のために電子記録債権を発生させた場合におい...
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SH4617 ベトナム:仲裁判断の承認・執行にかかる近時の裁判例(下)――金銭支払請求は全て裁判所の専属管轄か? 井上 皓子/Nga Tran(2023/09/05)

ハノイ高等人民裁判所において、外国仲裁判断の承認が棄却された判決が言い渡された。金銭の支払いを命ずる仲裁判断であっても、その強制のためにベトナム国内の不動産を対象とする執行可能性がある限り、あらゆる仲裁判断がベトナム国内での承認を得ることができないことになる危険性を孕む判決であり、今後のベトナムにおける仲裁申立の可能性を検討するうえで実務に影響を与える可能性がある。
取引法務

SH4615 ベトナム:仲裁判断の承認・執行にかかる近時の裁判例(上)――金銭支払請求は全て裁判所の専属管轄か? 井上 皓子/Nga Tran(2023/09/04)

ハノイ高等人民裁判所において、外国仲裁判断の承認が棄却された判決が言い渡された。金銭の支払いを命ずる仲裁判断であっても、その強制のためにベトナム国内の不動産を対象とする執行可能性がある限り、あらゆる仲裁判断がベトナム国内での承認を得ることができないことになる危険性を孕む判決であり、今後のベトナムにおける仲裁申立の可能性を検討するうえで実務に影響を与える可能性がある。
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SH4604 最一小判 令和5年3月2日 動産引渡等請求事件(山口厚裁判長)

いわゆる弁済受領文書の提出による強制執行の停止の期間中にされた執行処分の効力