ENEOSホールディングス、経営トップの2年連続不適切行為を巡りコンプライアンスに係る再発防止策・対応方針を発表
―取締役の選任における人材DDのプロセス強化に加えて選任後の相互のモニタリング強化へ―
ENEOSホールディングス(本店・東京都千代田区、東証プライム市場・名証プレミア市場上場)は2月28日、元会長辞任・元社長解任に至った経営トップによる不適切行為を巡り2023年2月27日付再発防止策などに係る外部専門家の評価結果を明らかにするとともに、これを踏まえた再発防止策と今後の対応方針について同日開催した取締役会で決議したとし、公表した。
ENEOSホールディングスでは経営トップによる不適切行為の発覚・辞任などが相次ぐ。同社が一昨年・2022年8月12日に発表した「代表取締役の異動(辞任)に関するお知らせ」では、当時の代表取締役会長・グループCEOから代表取締役・取締役の各役職につき「一身上の都合」により辞任する旨の申出があったとした(併せて、同社の100%子会社であるENEOSの代表取締役・取締役も辞任)。ENEOSホールディングスおよびENEOSはその後9月21日、連名により「当社元会長に関する一部報道について」を発表。「被害を受けられた方のプライバシー保護を最優先とし、元会長の辞任の背景についての言及を控えておりました」などと説明するとともに「被害を受けられた方から一報を受けた後、ただちに、社長指揮の下で事実関係の調査を行い、元会長が不適切な言動に及んだと判断し、社長から辞任を求め」たものであったと補足した。元会長の性加害・性暴力によるとの複数の報道が現時点においても確認できる。
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ENEOSホールディングス、コンプライアンスに関する取組みの再徹底に係る進捗について
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ENEOSグループの運営体制の見直しについて
https://ssl4.eir-parts.net/doc/5020/tdnet/2403877/00.pdf
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