SH4887 「下請法運用基準」の改正案が公表、4月30日まで意見募集 ――労務費転嫁交渉指針等を踏まえ「買いたたき」の解釈・考え方のさらなる明確化を図る(2024/04/10)

取引法務競争法(独禁法)・下請法

「下請法運用基準」の改正案が公表、4月30日まで意見募集
――労務費転嫁交渉指針等を踏まえ「買いたたき」の解釈・考え方のさらなる明確化を図る――

 

 公正取引委員会は4月1日、「下請代金支払遅延等防止法に関する運用基準」の改正案を公表し、4月30日までの意見募集を開始した。

 下請代金支払遅延等防止法(昭和31年法律第120号。以下「下請法」という)の解釈・考え方を明らかにし、下請法違反行為の未然防止を図るべく策定・発出されている「下請代金支払遅延等防止法に関する運用基準」(平成15年公正取引委員会事務総長通達第18号。以下「下請法運用基準」という)では「第1 運用に当たっての留意点」をまず掲げ、親事業者への指導に際しての要点が述べられる。「第2 法の対象となる取引」においては下請法2条1項~4項に定める4種類の委託取引につき詳解、次いで「第3 親事業者の書面交付の義務」「第4 親事業者の禁止行為」を示していく。

この記事はプレミアム向け有料記事です
続きはログインしてご覧ください


公取委、「下請代金支払遅延等防止法に関する運用基準」の改正(案)に関する意見募集

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=110300039&Mode=0

タイトルとURLをコピーしました