最大判 令和5年10月18日 選挙無効請求事件(戸倉三郎裁判長)
【判示事項】
公職選挙法14条、別表第3の参議院(選挙区選出)議員の議員定数配分規定の合憲性
【判決要旨】
令和4年7月10日に行われた参議院議員通常選挙当時、平成30年法律第75号による改正後の公職選挙法14条、別表第3の参議院(選挙区選出)議員の議員定数配分規定の下での選挙区間における投票価値の不均衡は、違憲の問題が生ずる程度の著しい不平等状態にあったものとはいえず、上記規定が憲法14条1項等に違反するに至っていたということはできない。
(意見及び反対意見がある。)
【参照条文】
憲法14条1項、15条1項、3項、43条1項、44条、公職選挙法14条、公職選挙法別表第3
【事件番号等】
令和5年(行ツ)第54号 最高裁判所令和5年10月18日大法廷判決 選挙無効請求事件(裁判所ウェブサイト掲載) 棄却
原 審(第1審):令和4年(行ケ)第15号 東京高裁令和4年11月14日判決
【判決文】
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=92430
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