SH4174 企業会計審議会内部統制部会、内部統制の実効性向上に向け「基本的枠組み」見直しを始めとする審議を開始――部会会合開催は2011年2月以来、実効性懸念の指摘など踏まえ基準・実施基準の改正へ (2022/10/26)

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企業会計審議会内部統制部会、内部統制の実効性向上に向け
「基本的枠組み」見直しを始めとする審議を開始

――部会会合開催は2011年2月以来、実効性懸念の指摘など踏まえ基準・実施基準の改正へ――

 

 企業会計審議会内部統制部会(部会長・橋本尚青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科教授)の第22回会合が10月13日、開催された。

 9月29日に開かれた企業会計審議会総会・第9回会計部会(会長・部会長とも徳賀芳弘京都先端科学大学教授・理事、京都大学名誉教授、京都大学経営管理大学院客員教授)の合同会合において、内部統制報告制度につき基準・実施基準などの改正を含めた審議を内部統制部会で進めることが決定。金融商品取引法改正により2008年に導入された内部統制報告制度について(ア)近年実効性に懸念があるという指摘、(イ)国際的な内部統制・リスクマネジメントの議論の進展を踏まえ、内部統制の実効性向上に向けた検討を行う。

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