SH1820 わが国におけるヘッジファンド・アクティビズムに対する法的対応と課題(10・完) 山田剛志/井上健(2018/05/09)

組織法務M&A・組織再編(買収防衛含む)

わが国におけるヘッジファンド・アクティビズムに対する
法的対応と課題(10・完)

成城大学法学部
教授 山 田 剛 志

バークレイズ証券株式会社
金融法人部長・マネジング・ディレクター 井 上   健

 

6. 企業価値の向上と経営者の責任 〜まとめに代えて

 以上見てきたように、アクティビスト・ファンドの活動の評価には、企業価値の増加、株主共同の利益の観点からは正負両面がある。とはいえ、今後わが国でもその活動が活発化することが予想され、日本企業がアクティビスト・ファンドと対峙するケースが否応なく増加することは間違いない。

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