人的資本経営の実践と情報開示の実務対応
第17回:人材版伊藤レポート2.0が示す「5つの共通要素」の解説(その3)
日比谷タックス&ロー弁護士法人
弁護士 堀 田 陽 平
第2部 人的資本経営の実践
第17回:人材版伊藤レポート2.0が示す「5つの共通要素」の解説(その3)
【今回の狙い】 今回は、「人材版伊藤レポート2.0」が示した「5つの共通要素」、「共通要素2」について解説します。
【今回の主なターゲット】
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1 共通要素2「知・経験のダイバーシティ&インクルージョン」
⑴ 概要
共通要素2「知・経験のダイバーシティ&インクルージョン」として示されている項目は、以下のとおりです。
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「ダイバーシティ&インクルージョン」については、既に多くの企業が、「人材の多様性」という観点から開示を行っている項目ではありますが、人材版伊藤レポートの観点からは、やや不足している部分があるように思われます。
以下、細かく見ていきましょう。
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(ほった・ようへい)
2016年弁護士登録(第69期。第二東京弁護士会)。2017年鳥飼総合法律事務所入所。
2018年7月現在の事務所へ移籍。2018年10月から経済産業省経済産業政策局産業人材政策室(当時。現在は「課」)に任期付き職員として着任。
経済産業省では、兼業・副業の推進、テレワークの推進、フリーランス政策等の柔軟な働き方に関する政策立案や、人材版伊藤レポートの策定等の人的資本経営の推進に関する政策立案等に従事。経済産業省から帰任後も人的資本経営の実践・開示に関するセミナーや寄稿を行う。