トヨタ自動車、販売会社9社における3,318名分の
個人情報に係る不適切な取扱いを発表
――営業スタッフが本人の同意を得ずに登録・提供、8月20日までに削除――
トヨタ自動車（本社・愛知県豊田市、東証・名証市場第一部上場）は8月19日、同社の販売会社9社において顧客が車両注文書・アンケート等に記載した個人情報3,318名分につき、販売店の営業スタッフが本人の同意を得ず、同社が提供する顧客向けウェブサイト認証サービスのIDを発行するために登録し、同社へ提供していたことが判明したと発表した。
併せて、同社以外に提供された事実がないこと、すみやかに削除の手続を行っていること（8月20日完了予定）を説明するとともに謝罪を表明している。
販売会社側においてもトヨタ自動車の発表に先立ち、各社が「不適切な取扱いの内容」「発覚後（確認後）の対応等」「再発防止策」を表明するとともにお詫びする動きがあった。兵庫トヨタ自動車（トヨタ自動車発表による対象人数：344名、社名は当時のもの、以下同様）およびトヨタカローラ道北（11名）の8月8日付発表を皮切りに、8月9日には神戸トヨペット（1,697名）、トヨタカローラ愛豊（178名）、埼玉トヨタ自動車（129名）、8月10日には福岡トヨタ自動車（405名）、岡山トヨペット（267名）、トヨタカローラ沖縄（78名）が公表。なお、ネッツトヨタ徳島（209人）の公表はウェブサイト上「2021年8月」付とされている。