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SH5422 「データ利活用制度・システム検討会」の設置と議論の動向 後藤未来/長谷川達(2025/04/25)

そのほか新領域

「データ利活用制度・システム検討会」の設置と議論の動向

アンダーソン・毛利・友常法律事務所*

弁護士 後 藤 未 来

弁護士 長谷川   達

 

1 はじめに

 データ利活用による社会課題の解決が重要な課題となる中、医療、金融、産業等の分野におけるデータ利活用に係る制度およびシステムの整備について包括的な検討を行う目的で、政府は、デジタル行財政改革担当大臣の下に「データ利活用制度・システム検討会」(以下「本検討会」という。)を設置した[1]。本検討会は、2024年12月26日に第1回が開催されて以降、2025年4月1日までに8度にわたり開催されている。

 本稿では、本検討会の第1回における議論の概要を紹介した上で、その後の会合の状況を概観する。

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(ごとう・みき)


アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー、弁護士・ニューヨーク州弁護士。理学・工学のバックグラウンドを有し、知的財産や各種テクノロジー(IT、データ、エレクトロニクス、ヘルスケア等)、ゲーム等のエンタテインメントに関わる案件を幅広く取り扱っている。ALB Asia Super 50 TMT Lawyers(2021、2022)、Chambers Global(IP分野)ほか選出多数。AIPPIトレードシークレット常設委員会副議長、日本ライセンス協会理事。

 

(はせがわ・いたる)


アンダーソン・毛利・友常法律事務所アソシエイト。2021年中央大学法学部卒業。2022年東京大学法科大学院中退。2023年弁護士登録(東京弁護士会)。

 

アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業 https://www.amt-law.com/

<事務所概要>
アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業は、日本における本格的国際法律事務所の草分け的存在からスタートして現在に至る、総合法律事務所である。コーポレート・M&A、ファイナンス、キャピタル・マーケッツ、知的財産、労働、紛争解決、事業再生等、企業活動に関連するあらゆる分野に関して、豊富な実績を有する数多くの専門家を擁している。国内では東京、大阪、名古屋に拠点を有し、海外では北京、上海、香港、シンガポール、ハノイ、ホーチミン、バンコク、ジャカルタ等のアジア諸国およびロンドン、ブリュッセルに拠点を有する。

<連絡先>
〒100-8136 東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング

 


* 「アンダーソン・毛利・友常法律事務所」は、アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業および弁護士法人アンダーソン・毛利・友常法律事務所を含むグループの総称として使用

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