資本市場・IPO

SH5017 金融庁、「ベンチャーキャピタルにおいて推奨・期待される事項(案)」の公表および意見募集について 冨田壮之(2024/07/16)

本稿では、本有識者会議が令和6年7月4日に公表すると共に、意見募集を開始した、「ベンチャーキャピタルにおいて推奨・期待される事項(案)」について概観する。
業法・規制法対応

SH5016 金融庁、「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議」 報告書の公表 若狭一行(2024/07/16)

「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議」(以下「有識者会議」という。)においては、これらの事案に関する一連の行政対応等において認識した構造的課題につき、①損害保険会社や保険代理店に対し、顧客本位の業務運営を徹底させる、②わが国の保険市場に健全な競争環境を実現する観点から、主に制度・監督上の論点について議論がなされており、本報告書[4]は有識者会議における議論を取り纏めたものである。
個人情報保護法

SH5015 個人情報保護法のいわゆる「3年ごと見直し」の中間整理に至るまでの動向 後藤未来/西村順一郎(2024/07/12)

本稿では、これらの背景および内容を概観する。
電子商取引・プラットフォーム

SH5014 欧州委員会、App Storeの規則がEUデジタル市場法(DMA)に違反するとの暫定的な見解を通知 中崎尚(2024/07/12)

本記事では、DMAの概要を説明した後、アップル社に対して示された欧州委員会の見解の概要と今後見込まれる展開を説明する。
資本市場・IPO

SH5013 経産省、「スタートアップ・ファイナンス研究会 とりまとめ」を公表 佐橋雄介/福山和貴(2024/07/11)

本とりまとめは、スタートアップ・エコシステムの更なる発展を目的として、日本の資本市場やファイナンス環境におけるプレーヤー等のあるべき姿を整理したものであり、今後の制度整備等にも影響を及ぼしうると考えられることから、本稿では、本研究会の議論の経過および本とりまとめの概要を紹介する。
個人情報保護法

SH5012 米FTCによるTikTokのCOPPA違反に関する司法省への付託とTikTok禁止法 中崎尚(2024/07/11)

本記事では、過去の和解命令をおさえてから、今回の手続の概要を紹介するとともに、TikTokの米国内のサービス継続の可否に大きく影響するであろう、もう1つの動きを紹介する。
特許・商標・意匠・著作権

SH5011 美容医療技術に関する特許侵害事件における第三者意見募集 後藤未来/清水ゆうか(2024/07/11)

AIを利用して生成される発明や著作物をめぐっては、近年国際的に活発な議論が行われている。本判決は、AIが「発明者」に該当し得るかという論点に関し、日本の裁判所として初の判断を示したものとして注目される。
そのほか

商事法務メルマガno.2050(2024/07/09)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 商 事 法 務 メ ー ル マ ガ ジ ン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎7月30日開催「6月の株主総会振返りと個人株主から見た...
競争法(独禁法)・下請法

SH5010 公取委、トヨタカスタマイジング&ディベロップメントの「不当な返品」「金型等無償保管」を巡り下請法違反で勧告 ――「型」無償保管で5件目の事案、本件「返品」は対象事業者65名・総額約5,427万円余に(2024/07/10)

⑴製品受領後に品質検査を行っていないにもかかわらず当該製品に瑕疵があることを理由とし、下請事業者65名に対して事業者の責めに帰すべき理由がないのに引き取らせる下請代金支払遅延等防止法4条1項4号(返品の禁止)に違反する行為、⑵自社所有により貸与していた金型等について当該金型等を用いて製造する製品の発注を長期間行わないにもかかわらず、下請事業者49名に対して無償で保管させる同条2項3号(不当な経済上の利益の提供要請の禁止)に違反する行為が認められたとし、下請法7条2項および3項に基づき同日、同社に対して勧告を行ったと発表
サステナビリティ

SH5009 経産省、持続的な企業価値向上に関する懇談会検討結果を「座長としての中間報告」として取りまとめ 岡南健太郎(2024/07/09)

本稿では、中企庁が2024年6月21日に公表した、価格交渉促進月間(2024年3月)に係るフォローアップ調査(以下「本フォローアップ調査」という。)の手法及びその結果について概観する。