特許・商標・意匠・著作権

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SH0888 メキシコの知的財産権制度の基礎 村田知信(2016/11/21)

メキシコは、知的財産に関する様々な条約・協定に積極的に加盟しており、国内法もそれらを反映して様々な知的財産の保護を規定している。  具体的には、特許・実用新案、意匠、商標、集積回路配置、営業秘密、著作物等の我が国で保護される知的財産については、メキシコでも概ね保護を規定する法律が存在する。また、その内容についても、我が国の知財実務担当者の目から見て比較的理解し易いものである。
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SH0846 ペルーの知的財産権制度の基礎 谷口登(2016/10/24)

2016年第1四半期の実質GDP成長率は前年同期比4.4%と好調であるが、模倣品・海賊版の輸入、販売量も多い。模倣品・海賊版対策のためには知的財産権の取得・管理が必須である。  ペルーは、コロンビア、ボリビア及びエクアドルと同様、アンデス共同体(Comunidad Andina)の加盟国であり、アンデス共同体の機関である委員会の決議は加盟国において直接適用され、特許、実用新案、意匠等の産業財産権に関する決議第486号、632号及び689号、著作権に関する決議第351号が存在する。
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SH0838 コロンビアの知的財産権制度の基礎 仁木覚志(2016/10/17)

コロンビアは、ペルー、ボリビア及びエクアドルとともに、カルタヘナ協定(Cartagena Agreement)に基づき設立された機構であるアンデス共同体(Comunidad Andina)を形成している。  アンデス共同体の機関である委員会の決議は加盟国において直接適用され、代表的なものとして特許、実用新案、意匠等の産業財産権に関する決議第486号、著作権に関する決議第351号が存在する。
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SH0831 チリの知的財産権制度の基礎 塩谷信(2016/10/11)

ブラジルやアルゼンチンでは経済の停滞が続く中、チリの経済は比較的堅調に推移している。チリは多数の国々と自由貿易協定(FTA)を積極的に締結しており、他の中南米諸国に比べて輸出入が盛んである。また、チリには、4つのフリーゾーン(自由貿易地区)があり、商品の関税が免除されるため、活発な商品の流通の中で、多数の模倣品・海賊版も輸入され、販売されている。模倣品・海賊版を排除するためには、基本的には、特許や商標等の知的財産権の取得が必要となるため、本稿ではチリの知的財産権制度を概観する。
取引法務

SH0643 知財高裁、スイスの高級腕時計「フランク・ミュラー」を連想させる登録商標「フランク三浦」を有効と判断 粉川知也(2016/04/26)

知財高裁、スイスの高級腕時計「フランク・ミュラー」を連想させる 登録商標「フランク三浦」を有効と判断 岩田合同法律事務所 弁護士 粉 川 知 也 1 事案の概要  スイスの高級時計「フランク・ミュラー」のパロディ商品である「フランク三浦」を...