消費者法

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SH4820 経産省、海外事業者からの直接販売等を通じた製品の安全確保のための対応等に関する中間取りまとめを公表 丸山英明(2024/02/20)

経済産業省は、消費生活用製品安全法、電気用品安全法、ガス事業法、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(以下、「製品安全4法」という。)に関する課題について、消費生活用製品の安全確保に向けた検討会での検討を踏まえた中間とりまとめ(以下、「中間とりまとめ」という。)を公表した。なお、本稿では、中間とりまとめが取り上げた課題のうち、海外事業者からの直接販売等を通じた製品の安全確保を中心に取り上げる。
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SH4756 消費者庁、解約料の実態に関する研究会 井上乾介/中島滉平(2023/12/27)

本稿では、本年12月11日に開催された第1回研究会の資料をもとに、消費者契約の解約料に関する規律や解約料の設定に関するビジネスの実態等について概説する。
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SH4753 中国:「製品品質法」改正草案のパブコメ版(下) 川合正倫/万鈞剣(2023/12/26)

中国の国家市場監督管理総局は2023年10月18日に製品品質法の改正草案(以下、「改正草案」という。)を公表し、同年11月18日までの意見募集を実施した。改正草案は、構成を全6章111条に充実させ、従来の消費者保護及び欠陥品対応に加え、事業者による品質安全管理制度の確立を要求するほか、用語の定義、事業者責任の強化及び新規責任の追加、懲罰的損害賠償並びに訴訟時効の明確化等、現行法を大幅に修正する内容となっている。
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SH4751 中国:「製品品質法」改正草案のパブコメ版(上) 川合正倫/万鈞剣(2023/12/25)

中国の国家市場監督管理総局は2023年10月18日に製品品質法の改正草案(以下、「改正草案」という。)を公表し、同年11月18日までの意見募集を実施した。改正草案は、構成を全6章111条に充実させ、従来の消費者保護及び欠陥品対応に加え、事業者による品質安全管理制度の確立を要求するほか、用語の定義、事業者責任の強化及び新規責任の追加、懲罰的損害賠償並びに訴訟時効の明確化等、現行法を大幅に修正する内容となっている。
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SH4746 経産省、産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会 製品安全小委員会におけるネット販売製品の事故・リコールの課題と対応における今後の取り組みの方向性(案)について 井上乾介/伊藤雄太(2023/12/21)

本委員会では、第11回委員会[1で議論された①海外からの直接販売等を通じた製品の安全確保②子ども用製品についての事故の未然防止についての指摘事項の取りまとめおよびそれを踏まえた今後の取り組みの方向性についての案が示されたので、本稿ではその概要を紹介する。
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SH4691 ネット販売製品の事故・リコールの課題と対応についての経産省、産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会 製品安全小委員会における報告 井上乾介/伊藤雄太(2023/11/16)

経済産業省の産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会 製品安全小委員会(以下「本委員会」という。)は、2023年10月27日に第11回委員会を開催し、①海外からの直接販売等を通じた製品の安全確保、②子ども用製品についての事故の未然防止についての説明および現状の報告、論点提起が行われた。本稿ではその概要を紹介する。
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SH4673 医療広告規制の概要 加納さやか/横田瑛弓(2023/11/02)

本通知は、医療法が広告可能な事項として認めている事項に、「補綴歯科」を追加し、この用語を歯科の専門医資格として記載することを認めるものである。
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SH4649 FTCスタッフ・ペーパーにおけるステルスマーケティングからの子ども保護の提言 加納さやか/横田瑛弓(2023/10/06)

米国連邦取引委員会(以下「FTC」という。)は、2023年9月14日、子どもに対するあいまいな広告に対するスタッフ・ペーパー[1]を公表した(以下「本スタッフ・ペーパー」という。)[2]。本スタッフ・ペーパーにおいては、子どもがデジタルメディアの広告により受ける影響や分析とともに、Blurred Advertising(いわゆるステルスマーケティング)により子どもが受けうる影響に対する5つの提言が述べられている。本稿においては、
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SH4639 英国競争・市場庁(Competition & Markets Authority(CMA))、AI基盤モデル(Foundation Model)に関する初回報告書を公表 中崎尚(2023/09/28)

英国競争・市場庁(Competition & Markets Authority(CMA))、AI基盤モデル(Foundation Model)に関する初回報告書を公表 アンダーソン・毛利・友常法律事務所* 弁護士 中 崎  尚 1 報告書...
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SH4631 総務省、「消費者保護ルールの在り方に関する検討会報告書2023」を公表 加納さやか/杉秋甫(2023/09/21)

近年、電気通信サービスはわれわれの日常生活および社会経済活動に不可欠なものとなっている。そのような状況を受け、総務省は、消費者保護ルールの在り方について不断の検証・見直しを行うことを目的として、大学教授等を中心とするメンバーで構成された、本報告書の報告主体である「消費者保護ルールの在り方に関する検討会」を結成し、定期的に消