未分類 ◇SH2137◇最一小決 平成28年6月21日 児童福祉法違反被告事件（小池裕裁判長）
【判示事項】 １ 児童福祉法34条1項6号にいう「淫行」の意義 ２ 児童福祉法34条1項6号にいう「させる行為」に当たるか否かの判断方法 【決定要旨】 １ 児童福祉法34条1項6号にいう「淫行」とは、児童の心身の健全な育成を阻害するおそれが...
判例コメント
未分類 未分類 ◇SH2124◇最三小判 平成28年12月9日 覚せい剤取締法違反、関税法違反被告事件（大谷剛彦裁判長）
【判示事項】 郵便物の輸出入の簡易手続として税関職員が無令状で行った検査等について、関税法（平成24年法律第30号による改正前のもの）76条、関税法（平成23年法律第7号による改正前のもの）105条1項1号、3号によって許容されていると解...
未分類 ◇SH2089◇最二小決 平成30年4月18日 株式差押命令取消決定に対する執行抗告棄却決定に対する許可抗告事件（山本庸幸裁判長）
【判示事項】 株券が発行されていない株式（振替株式を除く。）に対する強制執行の手続において配当表記載の債権者の配当額に相当する金銭が供託され、その供託金の支払委託がされるまでに債務者が破産手続開始の決定を受けた場合における破産法42条2項...
未分類 ◇SH2060◇最二小決 平成29年3月27日 犯人隠避、証拠隠滅被告事件（小貫芳信裁判長）
【判示事項】 参考人として警察官に対して犯人との間の口裏合わせに基づいた虚偽の供述をする行為が刑法（平成28年法律第54号による改正前のもの）103条にいう「隠避させた」に当たるとされた事例 【決定要旨】 道路交通法違反、自動車運転過失...
未分類 ◇SH2054◇最三小決 平成30年4月17日 不動産引渡命令に対する執行抗告審の取消決定に対する許可抗告（宮崎裕子裁判長）
【判示事項】 滞納処分による差押えがされた後に設定された賃借権により担保不動産競売の開始前から建物の使用又は収益をする者の民法395条1項1号に掲げる「競売手続の開始前から使用又は収益をする者」該当性 【決定要旨】 抵当権者に対抗するこ...
未分類 ◇SH2013◇最一小判 平成30年3月15日 人身保護請求事件（山口厚裁判長）
【判示事項】 1 国境を越えて日本への連れ去りをされた子の釈放を求める人身保護請求において、意思能力のある子に対する監護が人身保護法及び同規則にいう拘束に当たるとされた事例 2 国境を越えて日本への連れ去りをされた子の釈放を求める人身保護請...
未分類 ◇SH1971◇最二小判 平成30年2月23日 建物根抵当権設定仮登記抹消登記手続請求事件（鬼丸かおる裁判長）
【判示事項】 抵当権の被担保債権が免責許可の決定の効力を受ける場合における当該抵当権自体の消滅時効 【決定要旨】 抵当権の被担保債権が免責許可の決定の効力を受ける場合には、民法396条は適用されず、債務者及び抵当権設定者に対する関係にお...
未分類 ◇SH1850◇最三小決 平成28年7月12日 業務上過失致死傷被告事件（大谷剛彦裁判長）
【判示事項】 花火大会が実施された公園と最寄り駅とを結ぶ歩道橋で多数の参集者が折り重なって転倒して死傷者が発生した事故について、警察署副署長に同署地域官との業務上過失致死傷罪の共同正犯は成立しないとされた事例 【決定要旨】 花火大会が実...
未分類 ◇SH1807◇最一小決 平成28年12月19日 殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反被告事件（池上政幸裁判長）
【判示事項】 被告人に訴訟能力がないために公判手続が停止された後訴訟能力の回復の見込みがないと判断される場合と公訴棄却の可否 【決定要旨】 被告人に訴訟能力がないために公判手続が停止された後、訴訟能力の回復の見込みがなく公判手続の再開の...
未分類 ◇SH1543◇最一小判 平成29年4月6日 じん肺管理区分決定処分取消等請求事件（池上政幸裁判長）
【判示事項】 じん肺管理区分が管理1に該当する旨の決定を受けた常時粉じん作業に従事する労働者等が管理4に該当するとして提起した当該決定の取消訴訟の係属中に死亡した場合における労働者災害補償保険法11条1項に規定する者による訴訟承継の成否 ...