消費者法

SH4756 消費者庁、解約料の実態に関する研究会 井上乾介/中島滉平(2023/12/27)

本稿では、本年12月11日に開催された第1回研究会の資料をもとに、消費者契約の解約料に関する規律や解約料の設定に関するビジネスの実態等について概説する。
特許・商標・意匠・著作権

SH4755 知的財産戦略本部、「AI時代の知的財産権検討会(第4回)」を開催 ――これまでの議論の整理と意見募集の結果 井上乾介/藤井駿太郎/福山和貴(2023/12/27)

内閣府知的財産戦略本部が設置する「AI時代の知的財産権検討会」(以下「本検討会」という。)は、2023年12月11日に第4回が開催された。本検討会は、2023年10月4日に第1回、同年10月18日に第2回、同年11月7日に第3回が開催されてきており、第4回では、これまでの議論に関する論点整理案(以下「本整理案」という。)および同年10月5日から11月5日までの間に行われた意見募集の結果(以下「本意見募集結果」という。)が示された。  本稿では、本整理案および本意見募集結果の概要を紹介する。
業法・規制法対応

SH4754 農林水産省、農地法施行規則の一部改正案および営農型太陽光発電に係る農地転用許可制度上の取扱いに関するガイドライン案についての意見・情報の募集を開始 宇田川法也/藤木崇/香川遼太郎(2023/12/26)

農林水産省、農地法施行規則の一部改正案および営農型太陽光発電に係る農地転用許可制度上の取扱いに関するガイドライン案についての意見・情報の募集を開始 アンダーソン・毛利・友常法律事務所* 弁護士 宇田川 法 也 弁護士 藤 木   崇 弁護士...
消費者法

SH4753 中国:「製品品質法」改正草案のパブコメ版(下) 川合正倫/万鈞剣(2023/12/26)

中国の国家市場監督管理総局は2023年10月18日に製品品質法の改正草案(以下、「改正草案」という。)を公表し、同年11月18日までの意見募集を実施した。改正草案は、構成を全6章111条に充実させ、従来の消費者保護及び欠陥品対応に加え、事業者による品質安全管理制度の確立を要求するほか、用語の定義、事業者責任の強化及び新規責任の追加、懲罰的損害賠償並びに訴訟時効の明確化等、現行法を大幅に修正する内容となっている。
お知らせ

商事法務メルマガno.1997(2023.12.22)

商 事 法 務 メ ー ル マ ガ ジ ン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 《商事法務ポータル-タイムライン》 ◆経産省、「特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性についての評価(案)」に対する意...
営業秘密・機密情報管理

SH4752 欧州理事会、Data Actを採択、数週間内に公布へ 中崎尚(2023/12/25)

2023年11月27日、欧州理事会は「データへの公正なアクセスと利用に関する調和された規則に関する新規則」(通称「Data Act」)を採択した。数週間内に公布され、掲載後20日目に発効、発効日から20カ月後に適用される予定である。
消費者法

SH4751 中国:「製品品質法」改正草案のパブコメ版(上) 川合正倫/万鈞剣(2023/12/25)

中国の国家市場監督管理総局は2023年10月18日に製品品質法の改正草案(以下、「改正草案」という。)を公表し、同年11月18日までの意見募集を実施した。改正草案は、構成を全6章111条に充実させ、従来の消費者保護及び欠陥品対応に加え、事業者による品質安全管理制度の確立を要求するほか、用語の定義、事業者責任の強化及び新規責任の追加、懲罰的損害賠償並びに訴訟時効の明確化等、現行法を大幅に修正する内容となっている。
電子商取引・プラットフォーム

SH4750 経産省、「特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性についての評価(案)」に対する意見を公募 井上乾介/福井佑理/原口夕梨花(2023/12/22)

経済産業大臣は、特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律9条2項に基づき、特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性についての評価を行うこととなっている。
特許・商標・意匠・著作権

SH4749 中国北京インターネット法院、AI生成物の著作権を認める 中崎尚/石瀛(2023/12/22)

文章、画像や映像など、著作権による保護の対象になる作品に関して、ChatGPTなどのAIにより生成されるものが人類の創作物と同等のレベルで保護を受けることを是とするかにつき、世界各国で議論が巻き起こっている。AI生成物の著作権による保護への反対理由としては、①AI自体は美に共感する感受性も創作の意思もなく、著作物として保護されるための要件を充足しないこと、②人間による知的労働および身体労働が大幅に省略され、生成の過程で人間の主導性あるいは創作的寄与が少ないにもかかわらず、著作物として保護すれば、人間の能力を超えた膨大な数のAI作品によって淘汰されかねないこと、③自ら筆を執るクリエイターの「画風」「作風」などを学習したAIによって、当該クリエイター風のAI作品が氾濫し、クリエイター本人が損失を被っていることなどが挙げられる。
個人情報保護法

SH4748 韓国:改正個人情報保護法(2023年9月15日施行)のポイント(下) 鈴木明美/中村彰男(2023/12/22)

改正後のPIPAでは課徴金制度が大幅に拡大・強化されている。また、PIPAには、公の場所に設置されたカメラ等の「映像情報処理機器」の利用に関する規制もある。