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判例コメント

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◇SH0985◇最一小決 平成28年7月27日 覚せい剤取締法違反被告事件(池上政幸裁判長)

1 事案の概要等  本件は、被告人が、2回にわたり、営利の目的で知人に覚せい罪を譲渡した、という事案である。  原々審、原審とも量刑が争点であったところ、原判決後、本件が上告審係属中であった平成28年6月1日に、刑の一部の執行猶予制度を新設...
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◇SH0948◇最二小判 平成28年7月8日 清算金請求事件(小貫芳信裁判長)

1  本件は、再生手続開始の決定を受けた証券会社Xが、信託銀行Yとの間で基本契約(以下「本件基本契約」という。)を締結して行っていた通貨オプション取引及び通貨スワップ取引(以下「本件取引」という。)が終了したとして、本件基本契約に基づき、Y...
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◇SH0949◇最三小判 平成28年10月18日 損害賠償請求事件(木内道祥裁判長)

1  本件は、弁護士法23条の2第2項に基づく照会(23条照会)を郵便事業株式会社(本件会社)に対してした弁護士会であるXが、本件会社を吸収合併したYに対し、主位的に、本件会社が23条照会に対する報告を拒絶したことによりXの法律上保護される...
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◇SH0915◇最一小決 平成28年7月1日 株式取得価格決定に対する抗告棄却決定に対する許可抗告事件(山浦善樹裁判長)

1 事案の概要  本件は、Xらが、会社法172条1項(平成26年法律第90号による改正前のもの。以下も同様である。)に基づき、全部取得条項付種類株式の取得の価格(取得価格)の決定の申立てをした事案である。事実関係の概要は、以下のとおりである...
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◇SH0829◇最三小決 平成28年3月24日 傷害、傷害致死被告事件(木内道祥裁判長)

1  本件は、共犯関係にない二人以上の暴行による傷害致死において、同時傷害の特例を定めた刑法207条の適用の可否が問題となった事案である。具体的な事実関係としては、先行する第1暴行と後行する第2暴行が共謀なく行われ、その結果被害者が急性硬膜...
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◇SH0820◇最一小判 平成28年6月2日 債券償還等請求事件(小池裕裁判長)

1  本件は、いずれも銀行であるXらが、Y(アルゼンチン共和国)が発行した円建て債券を保有する債権者らから訴訟追行権を授与された訴訟担当者であるなどと主張して、Yに対し、当該債券の償還及び約定利息等の支払を求める事案である。いわゆる任意的訴...
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◇SH0817◇最二小判 平成28年2月19日 退職金請求事件(千葉勝美裁判長)

1 事案の概要  本件は、山梨県所在の信用協同組合であるAの職員であったXらが、AとYとの合併(Yも、山梨県所在の信用協同組合である。以下、両組合の合併を「本件合併」という。)によりXらに係る労働契約上の地位を承継したYに対し、退職金の支払...
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◇SH0802◇最一小判 平成26年3月20日 保護責任者遺棄致死被告事件(横田尤孝裁判長)

1  本件は、夫婦である被告人両名が、妻の妹であり、統合失調症の診断を受けていた被害者を引き取って同居していたところ、被害者が極度に衰弱し、歩行するなどの身動きも一人では不自由な状態になったのであるから、被害者の生存を確保するため、医師の診...
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◇SH0791◇最二小判 平成28年6月3日 遺言書真正確認等、求償金等請求事件(小貫芳信裁判長)

1  X及びYらは、いずれも亡Aの子であるところ、本件は、Xが、Aが所有していた土地について、主位的にAから遺贈を受けた、予備的にAとの間で死因贈与契約を締結したと主張して、Yらに対し、所有権に基づき、所有権移転登記手続を求めるなどした事案...
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◇SH0782◇最一小決 平成28年6月27日 損害賠償請求事件(大谷直人裁判長)

1  本件は、債務者らが、認定司法書士(司法書士法3条2項各号のいずれにも該当する司法書士)に依頼した債務整理につき、当該司法書士が違法に裁判外の和解を行って報酬を受領したなどとして、不法行為による損害賠償を求めたものである(本件については...